NEWS & RELEASE|十方株式会社 Jippou Inc.
社長ブログ
本多
私が見てきた凄いアポインター 其の弐
2021年6月16日
【其の二 養殖業者でありナンパ師】
前回、噺家の凄いアポインターの話を書きましたが、
今回の養殖業者・・というのは実際の職業ではなく喩えです。
このアポインターは前職の営業代行の会社の先輩です。
何故に養殖業者か・・・
食べごろになるまで育てるのが上手いのです。
架電をし、こっぴどく断られても「これは」と目を付けた会社は自分がのちに再度コールをする見込み
(これを私は生け簀と呼んでおりました)
として、半年、あるいは1年ほどかけて、ここぞというタイミングで
網ですくいあげ、アポイントにするのが上手いのです。
当然、断られたのを全部見込みにするわけではないです。
育つ稚魚を見極める鼻が利くのです。
そしてこの先輩アポインター、希代のナンパ師でございます。
これも、実際にそこら中でナンパしているというわけではなく、喩えです。
約束するのが上手いのです。
隣に座っていて耳を澄まして聞いていてもよくわからないんですが
最終的には約束を取り付けてしまう・・・駆け引きというかなんというか・・・
語弊があるのを承知で書きますが、
この営業の内容をこのトークでこの規模感のこの職位に!?取れるもんなの?
と周囲がざわつくようなアポイントを数々上げておりました。
これはもはやナンパ師のテクニックに他ならないです。
やはり端的に言うと頭が良いということですが、
希代のナンパ師でありながら、断られてもあきらめず生け簀で食べごろを待つ・・・
この二つの要素でこの先輩はトップセールスを誇っておりました。
私は彼のことを尊敬を込めて養殖業者でナンパ師と心の中でよんでおりました。
余談ですが、この先輩、実生活でナンパなんてする輩ではないです。
かなりの、かなりの(大事なことなので2回言います)
二枚目(イケメンなんて安っぽいもんじゃないです、あくまで二枚目)でございましたわよ、奥さん。