内外製に迷われている方
このページではテレアポは実施しようと決めているものの、内製で行うか外注するか迷われている方を対象に、内製で実施した場合と外注した場合のコストの比較についてご案内します。
▼2つのコスト
コストには主に2種類があります。
コスト概要 | 詳細 |
①金銭的コスト |
a.採用費 b.人件費 c.設備費 |
②時間的コスト(工数) |
d.採用工数 e.人材育成にかかる工数 f.トークスクリプト作成の工数 g.リスト作成の工数 |
まず、内製した場合のコストについてご案内します。
1.内製した場合のコスト
①金銭的コスト
a.採用費
採用手法については大きく分けると3種類あります。
一つは人材サービス、いわゆる紹介や派遣です。
紹介の場合、年収の35%派遣の場合、時給の20%から30%が相場です。
二つ目は媒体掲載です。インターネット、紙媒体です。
各種媒体のメニュ-や掲載期間によって費用は異なります。
三つ目は既存の従業員の紹介など。採用に至った場合は50,000円前後のインセンティブを付与する企業が多いようです。また、リファラル採用のアプリなども登場しており、利用することで別途料金が発生することもあるようです
b.人件費
地域によっても大きく異なりますが、アルバイトの場合、アポインターの時給相場は1,000円~1800円ほどが最も多く、正社員雇用だと25~30万円ほどが多いです。
c.設備費
新たに電話回線を用意したり、コールシステムを導入したり、デスクや椅子などの購入なども必要になります。
②時間的コスト(工数)
d.採用工数
採用手段の検討、面接の設定、連絡、実施などの工数です。
e.人材育成にかかる工数
たとえ経験者であっても社内ルール、サービス説明、アポイント取得の条件に関する最低限の研修は必要です。また、架電開始後はトークスクリプトの改善などについて、適宜フォローが欠かせません。
f.トークスクリプトの作成
架電時に話す共通の「型」になります。会社案内、料金説明などを盛り込んだスクリプトです。
g.リスト作成
業種、企業規模、地域などの特定を行ったうえで、既存顧客や営業進行中の企業を省く必要があります。
見過ごせないのが、テレアポのアポインターの離職率は一般的に非常に高く、コストと手間暇をかけても非常に定着しづらい傾向があります。そのため、思ったよりも採用コストと人材育成に要する時間的工数を割かれる可能性があることをご了承ください。
2.外注した場合のコスト
①金銭的コスト
a.採用費/b.人件費/c.設備費
いずれも発生しませんので割愛します。
②時間的コスト(工数)
d.採用工数
e.人材育成にかかる工数
いずれも発生しませんので割愛します。
f.トークスクリプト作成の工数
当社の場合は当社にて作成する場合とクライアント様にて作成いただく場合があります。作成に別途費用をいただくことはありません。テレアポを初めて実施される企業様の場合は架電を開始してから、何度もトークスクリプトに手を入れ微修正を繰り返すことが一般的です。
g.リスト作成の工数
当社の場合は当社にて作成する場合とクライアント様にて作成いただく場合があります。作成に別途費用をいただくことはありません。既存顧客、商談進行中の企業が含まれていないか、などのチェックが必要です。
3.まとめ
コスト概要 | 詳細 | 内製する場合 | 外注する場合 |
①金銭的コスト | a.採用費 | 発生する | 発生しない |
b.人件費 | 発生する | 発生しない | |
c.設備費 | 発生する | 発生しない | |
②時間的コスト (工数) |
d.採用工数 | 発生する | 発生しない |
e.人材育成にかかる工数 | 発生する | 発生しない | |
f.トークスクリプトの作成の工数 | 発生する | 発生する | |
g.リスト作成の工数 | 発生する | 発生する |
外注する場合に要する料金的、時間的コストは非常にわずかなものになりますが、一方で当然外注費用が発生します。
当社の場合は、1アポイントにつき15,000円~50,000円前後の価格で成果報酬型にて承っています。(リスト作成、トークスクリプト作成などの費用は一切かかりません)
外注費が内製した場合の料金的、時間的コストに見合うものか、どうかが判断の分かれ目といえます。