NEWS & RELEASE|十方株式会社 Jippou Inc.

社員ブログ

Jippou Inc. 社員

営業代行で成果が変わる!依頼前に必ず整理しておきたい15の準備項目

2026年6月22日

営業代行で成果が変わる!依頼前に必ず整理しておきたい15の準備項目

はじめに

新規顧客の開拓や営業人材不足の解決策として、営業代行サービスを活用する企業が増えています。

しかし実際には、

・営業代行に依頼したのに成果が出なかった

・アポイントは取れたが受注につながらなかった

・期待していたほど案件化しなかった

という声も少なくありません。

営業代行を活用して成果を出せる企業と、思うような結果が得られない企業。その違いはどこにあるのでしょうか。

多くの場合、その答えは「事前準備」にあります。

営業代行会社は営業活動のプロですが、依頼企業の商品やサービスについては依頼後に理解を深めていきます。そのため、依頼側が必要な情報を整理できていない状態では、どれだけ優秀な営業代行会社であっても成果を最大化することは難しくなります。

営業代行は「丸投げするサービス」ではありません。

依頼企業と営業代行会社が同じ方向を向き、適切な準備を行うことで初めて高い成果を生み出します。

本記事では、営業代行会社へ依頼する前に整理しておきたい15の準備項目を詳しく解説します。

これから営業代行の利用を検討している方はもちろん、過去に営業代行で失敗した経験がある方にも参考になる内容です。


第1章 なぜ営業代行は準備不足で失敗するのか

営業代行は魔法のサービスではない

営業代行を検討する企業の中には、

「営業のプロに任せれば売れるだろう」

という期待を持つケースがあります。

もちろん営業代行会社には営業ノウハウがあります。しかし、営業代行は魔法ではありません。

例えば優秀な料理人に料理を依頼したとしても、

・食材が何かわからない

・どんな料理を作るべきかわからない

・誰に提供するのかわからない

という状態では最高の料理は作れません。

営業も同じです。

営業代行会社が実力を発揮するためには、依頼企業側が最低限の準備を整えておく必要があります。

営業代行は「売ってくれる会社」ではなく、「売れる仕組みを一緒に作るパートナー」と考えることが重要です。


営業代行で失敗する企業の共通点

営業代行で成果が出ない企業には、いくつかの共通点があります。

ターゲットが曖昧

「製造業全般」

「建設業全般」

「中小企業全般」

といった大雑把なターゲット設定では、営業メッセージがぼやけてしまいます。

結果として、

「誰にも刺さらない提案」

になりやすくなります。


自社の強みが整理されていない

営業担当者から

「御社の強みは何ですか?」

と質問されても、

「品質が良いです」

「サポートが充実しています」

程度しか説明できないケースがあります。

これでは営業現場で差別化が難しくなります。


成果基準が決まっていない

営業代行会社へ依頼する際、

・何件のアポイントが必要なのか

・何件の商談が必要なのか

・どれくらいの売上を目指すのか

が決まっていない企業も少なくありません。

目標が曖昧なままでは、成果の判断もできません。


丸投げしてしまう

最も多い失敗パターンです。

営業代行会社へ依頼した後、

「お任せします」

で終わってしまう企業があります。

しかし営業活動では、

・市場の反応

・競合状況

・断り理由

など、日々さまざまな情報が集まります。

それらを共有しながら改善しなければ成果は伸びません。


成功している企業との違い

一方で営業代行をうまく活用している企業は、依頼前の段階で以下を整理しています。

・誰に売るのか

・何を売るのか

・なぜ選ばれるのか

・どんな成果を期待するのか

・どのように改善していくのか

こうした情報が整理されている企業は、営業代行会社との連携もスムーズです。

また、成果が出なかった場合も原因分析が容易になります。

営業代行の成果は依頼後ではなく、依頼前から始まっていると言っても過言ではありません。


第2章 準備① 営業代行を利用する目的を明確にする

最初に決めるべきは「なぜ依頼するのか」

営業代行を検討する企業の多くは、

「新規開拓を増やしたい」

という漠然とした課題を抱えています。

しかし実際には、その背景にある課題は企業ごとに異なります。

例えば、

・営業担当者が不足している

・新規開拓ができていない

・既存顧客対応で手一杯

・営業組織を立ち上げたい

・商談数を増やしたい

などさまざまです。

まずは営業代行へ依頼する目的を明確にしましょう。


新規顧客を増やしたい場合

最も多いケースです。

既存顧客中心で事業を運営してきた企業が、新規顧客の獲得を目的として営業代行を利用します。

この場合は、

・ターゲット選定

・リスト作成

・アポイント獲得

が重要になります。

特にテレアポ代行との相性が良いケースです。


商談数を増やしたい場合

営業担当者はいるものの、

「商談数が足りない」

という企業もあります。

この場合はアポイント獲得部分を外注し、営業担当者が商談に集中できる環境を作ることで成果向上を狙います。

営業活動の分業化という考え方です。


営業組織を立ち上げたい場合

技術者や職人が中心の企業では、営業ノウハウそのものが社内に存在しないケースがあります。

その場合は単なる営業代行ではなく、

・営業戦略設計

・営業フロー構築

・スクリプト作成

・営業資料整備

まで支援できる会社を選ぶ必要があります。


目的によって依頼先は変わる

営業代行と一口に言ってもサービス内容はさまざまです。

・テレアポ代行
・インサイドセールス代行
・営業代行
・商談代行
・クロージング代行

それぞれ得意領域が異なります。

そのため、まずは自社が解決したい課題を明確にし、その課題に合ったサービスを選ぶことが成功への第一歩です。

目的が曖昧なまま営業代行会社を探し始めると、会社選びの基準も曖昧になり、結果的にミスマッチが起こりやすくなります。

第3章 準備② 理想顧客像(ICP)を整理する

「誰に売るのか」を明確にする

営業代行を活用する際、多くの企業が見落としがちなのがターゲット設定です。

しかし営業活動において、

「誰に売るのか」

は最も重要な要素の一つです。

どれだけ優れた商品やサービスでも、必要としていない相手に提案しても成果にはつながりません。

営業代行へ依頼する前に、理想的な顧客像(ICP:Ideal Customer Profile)を整理しておきましょう。


会社規模を明確にする

まず考えたいのが企業規模です。

例えば同じ人材サービスでも、

・従業員10名の企業
・従業員100名の企業
・従業員1,000名の企業

では抱える課題が大きく異なります。

また決裁プロセスも変わります。

規模によって営業トークも変わるため、可能な限り具体的に定義することが重要です。


業種を絞り込む

「製造業向け」

だけではまだ広すぎます。

製造業にも、

・金属加工
・樹脂成形
・食品製造
・電子部品製造
・機械製造

などさまざまな分野があります。

業種を絞り込むほど訴求内容は鋭くなります。


地域を決める

営業エリアも重要です。

例えば、

・全国対応
・関東限定
・中部地方限定
・愛知県限定

では営業効率が大きく異なります。

特に訪問商談を前提とする場合は、エリア設計が成果に直結します。


役職を明確にする

誰が意思決定者なのかも整理しましょう。

例えば同じサービスでも、

・社長
・専務
・営業部長
・人事責任者
・情報システム担当者

では関心事が異なります。

営業代行会社が適切な相手へアプローチできるよう、事前に決めておくことが大切です。


過去の受注企業を分析する

ICPを作る際は、理想を想像するだけではなく、実績を分析することも重要です。

確認したいポイントは次の3つです。

受注率が高い企業

比較的スムーズに契約へ至った企業はどこか。


利益率が高い企業

売上だけでなく利益も重要です。


継続率が高い企業

長く取引が続く顧客には共通点があります。

これらを分析することで、本当に狙うべきターゲットが見えてきます。


第4章 準備③ ターゲットリストの条件を決める

リスト品質が成果を左右する

営業代行の成果は、実はリストで大きく決まります。

どれだけ優秀な営業担当者でも、ターゲットがズレていれば成果は出ません。

逆に適切なリストがあればアポイント率は大きく向上します。


良いリストと悪いリストの違い

例えば、

「建設業5,000社」

というリストがあったとします。

一見すると十分に思えますが、

・従業員数1名
・すでに廃業寸前
・対象サービスが不要

という企業が多数含まれている可能性があります。

これでは営業効率が悪くなります。


リスト条件を細かく決める

営業代行へ依頼する前に、以下を整理しておきましょう。

・業種
・従業員数
・売上規模
・所在地
・設立年数
・拠点数
・利用中サービス

などです。


ターゲット設定の具体例

悪い例

建設業向け

良い例

従業員10〜50名の建設会社

さらに良い例

従業員10〜50名で慢性的な人手不足を抱えている建設会社

このレベルまで具体化できると、営業トークも精度が高まります。


最初から完璧でなくてもよい

重要なのは仮説を持つことです。

営業活動を通じて、

・反応が良い業界
・反応が悪い業界
・商談化しやすい条件

が見えてきます。

そのため最初は80点程度でも構いません。

改善できる状態を作ることが大切です。


第5章 準備④ 自社の強みを整理する

なぜ選ばれるのかを言語化する

営業代行会社が最も困るのは、

「うちの強みですか?特にありませんね」

というケースです。

実際にはどの会社にも強みがあります。

ただし言語化されていないだけです。


強みと特徴は違う

例えば、

「創業20年です」

これは特徴です。

しかし強みとは限りません。

一方で、

「創業20年間で離職率5%以下」

であれば競争優位性になる可能性があります。


顧客が得る成果を整理する

顧客が本当に求めているのはサービスそのものではありません。

得られる成果です。

例えば、

人材紹介会社

→人材を紹介する

ではなく

→採用工数を削減できる

→採用成功率を高められる

という成果です。


競合との違いを整理する

次のような視点で整理しましょう。

・価格
・品質
・納期
・対応スピード
・サポート
・専門性
・導入実績

差別化ポイントが明確になるほど営業効率は高まります。


「安い」「高品質」だけでは弱い

多くの企業が、

・安いです
・品質が良いです

という説明に終始します。

しかし競合も同じことを言っています。

そのため、

「なぜ安いのか」

「どのように品質が高いのか」

まで具体化することが重要です。


第6章 準備⑤ 商材説明資料を整備する

営業資料は営業代行の武器になる

営業活動では資料が大きな役割を果たします。

特に初回商談では、資料の質によって信頼感が大きく変わります。

営業代行へ依頼する前に、最低限の資料を揃えておきましょう。


会社概要資料

まず必要なのが会社概要です。

・事業内容
・設立年
・所在地
・代表者
・取引実績

などをまとめます。

企業としての信頼性を伝える役割があります。


サービス紹介資料

営業現場で最も使用頻度が高い資料です。

以下を盛り込みましょう。

・サービス概要
・解決できる課題
・導入効果
・料金体系
・導入までの流れ


導入事例

導入事例は非常に強力な営業ツールです。

顧客は営業担当者の言葉よりも、

「実際に利用した企業の結果」

を信頼する傾向があります。

可能であれば、

・業種
・企業規模
・導入前の課題
・導入後の成果

をまとめておきましょう。


料金表

料金が曖昧だと商談が進みません。

営業担当者も説明しづらくなります。

複数プランがある場合は、比較しやすい形式で整理しておくことが重要です。


資料不足が商談化率を下げる

営業代行会社はアポイントを獲得できます。

しかし商談で使用する資料が不十分だと、

・信頼を得られない
・比較検討で負ける
・決裁者を説得できない

といった問題が発生します。

営業代行の成果を最大化するためにも、資料整備は依頼前に取り組むべき重要な準備項目です。

第7章 準備⑥ よくある質問(FAQ)を整理する

顧客は必ず疑問や不安を持つ

営業活動において、お客様は提案を聞いた瞬間からさまざまな疑問を抱きます。

・本当に効果があるのか

・自社でも成果が出るのか

・費用に見合う価値があるのか

・導入は難しくないのか

・他社との違いは何か

こうした疑問に対してスムーズに回答できるかどうかで、商談化率や受注率は大きく変わります。

営業代行会社へ依頼する前に、想定される質問と回答を整理しておきましょう。


よくある質問① 費用に関する質問

最も多い質問の一つです。

例えば、

・初期費用はありますか

・月額費用はいくらですか

・成果報酬はありますか

・追加費用は発生しますか

などです。

営業担当者が即答できる状態を作っておくことが重要です。


よくある質問② 導入期間に関する質問

BtoBサービスでは導入スケジュールを気にする企業が少なくありません。

・いつから利用できますか

・契約から導入まで何日かかりますか

・社内準備は必要ですか

といった質問は頻繁に発生します。


よくある質問③ 実績に関する質問

お客様は失敗したくありません。

そのため、

・同業他社での実績はありますか

・導入企業数はどれくらいですか

・成果事例はありますか

という質問が出やすくなります。


よくある質問④ サポート体制に関する質問

契約後の不安を解消するために、

・担当者は付きますか

・問い合わせ対応時間は

・定例ミーティングはありますか

・トラブル時の対応は

なども整理しておきましょう。


FAQを作るメリット

FAQが整備されている企業は営業代行会社との連携が非常にスムーズです。

また営業活動を進める中で、

「こんな質問が多い」

という新たな気付きも生まれます。

FAQは一度作って終わりではありません。

営業現場からの情報を反映しながら継続的に改善していくことが重要です。


第8章 準備⑦ 営業KPIを決める

何を成果とするのかを決める

営業代行会社へ依頼する際に意外と多いのが、

「成果の定義が曖昧」

というケースです。

例えば、

アポイントが20件取れた

という結果だけでは成功か失敗か判断できません。

重要なのは、その先の売上や利益につながったかどうかです。


KPI① アポイント数

テレアポ代行やインサイドセールス代行の場合、最も基本となる指標です。

例えば、

・月10件

・月20件

・月50件

など目標を決めます。

ただしアポイント数だけを見るのは危険です。


KPI② 商談化率

獲得したアポイントのうち、実際に商談へ進んだ割合です。

例えば、

アポイント20件

商談15件

であれば商談化率は75%です。

この数値が低い場合は、ターゲット設定やアポイント基準に問題がある可能性があります。


KPI③ 受注率

商談から受注に至る割合です。

営業代行だけではなく、自社営業担当者の力量も影響します。

そのため、

・アポ率

・商談化率

・受注率

を分けて管理することが重要です。


KPI④ 売上・利益

最終的に見るべき指標です。

例えば、

月額30万円の営業代行費用

受注利益100万円

であれば投資対効果は高いと言えます。

逆にアポイント数が多くても利益が出なければ意味がありません。


KPIが曖昧だとトラブルになる

営業代行会社との認識違いは、多くの場合KPIの不一致から発生します。

依頼前に、

・どの数値を追うのか

・どの期間で判断するのか

を明確にしておきましょう。


第9章 準備⑧ 競合情報を整理する

お客様は必ず比較する

どれだけ魅力的なサービスでも、お客様は比較検討を行います。

営業担当者が競合情報を把握していなければ、

「他社との違いは何ですか?」

という質問に答えられません。


競合を把握する方法

まずは競合候補を洗い出します。

・直接競合

・価格競合

・代替サービス

・内製化

まで含めて考えましょう。


比較ポイント① 価格

価格比較は避けて通れません。

しかし単純な価格競争に巻き込まれる必要はありません。

重要なのは、

「なぜその価格なのか」

を説明できることです。


比較ポイント② 品質

品質を比較する際は具体性が重要です。

悪い例

・高品質です

良い例

・専任担当制です

・業界経験10年以上の担当者が対応します

・平均継続率90%です

などです。


比較ポイント③ 実績

実績は信頼を生みます。

・導入社数

・継続率

・業界実績

・改善事例

を整理しておきましょう。


比較ポイント④ サポート体制

BtoBではサポート体制も重要です。

例えば、

・担当者固定

・定例会実施

・チャット対応

・レポート提出

なども差別化要素になります。


競合比較表を作る

営業代行会社へ共有する際は、比較表を作ることをおすすめします。

項目例

・価格

・強み

・弱み

・実績

・サポート

・ターゲット

こうした情報があるだけで営業効率は大きく向上します。


第10章 準備⑨ 営業トークの仮説を作る

最初から正解は存在しない

営業活動では、

「どの訴求が刺さるのか」

を事前に100%予測することはできません。

しかし仮説を持つことはできます。

営業代行会社が成果を出しやすい企業ほど、この仮説が整理されています。


よくある訴求パターン

コスト削減

例えば、

・人件費削減

・採用コスト削減

・外注費削減

などです。

経営者に響きやすい訴求です。


売上向上

営業支援サービスなどで多い訴求です。

・新規顧客獲得

・受注率向上

・案件数増加

など具体的な成果を伝えます。


業務効率化

近年特に反応が良いテーマです。

・工数削減

・自動化

・業務標準化

などが該当します。


人材不足の解消

多くの業界で深刻な課題となっています。

・採用支援

・定着支援

・外国人採用

・教育負担軽減

などの切り口があります。


現場の反応を収集する

営業トークは作って終わりではありません。

例えば、

・反応が良かったフレーズ

・受付突破率が高い訴求

・商談化しやすい課題

などを蓄積していきます。


営業代行を活用する最大の価値

営業代行会社は単に営業活動を代行するだけではありません。

市場から生の声を集める役割もあります。

そのため、

・どの訴求が響くのか

・どの業界が反応するのか

・どんな課題を抱えているのか

を検証する場としても活用できます。

仮説を立て、検証し、改善する。

このサイクルを回せる企業ほど営業代行の成果を最大化できます。

第11章 準備⑩ 社内担当者を決める

営業代行を成功させる企業には窓口担当者がいる

営業代行を導入したにもかかわらず成果が伸びない企業には共通点があります。

それは、

「社内の担当者が不在」

というケースです。

営業代行会社へ依頼した後、

「とりあえず任せておけば大丈夫」

という状態になってしまうと、改善スピードが大幅に低下します。

営業活動は市場の反応を見ながら軌道修正していくものです。

そのため、社内で意思決定できる担当者を決めておくことが重要です。


窓口担当者の役割

営業代行会社との連携では、担当者が果たす役割は非常に大きくなります。

具体的には以下のような業務があります。

・営業代行会社からの質問対応

・市場情報の共有

・方針変更の判断

・ターゲット修正の承認

・資料提供

・商談結果の共有

こうした役割を担う人がいないと、営業活動が停滞してしまいます。


意思決定が遅い企業は成果が出にくい

例えば営業代行会社から、

「建設業よりも設備工事業の反応が良いようです」

という報告があったとします。

しかし社内で判断する人が不在だと、

・検討します

・社内会議にかけます

・来月までお待ちください

となり、改善機会を逃してしまいます。

営業活動はスピードが重要です。

反応が良い市場を発見したら迅速に方向修正できる体制を作りましょう。


理想的な担当者とは

最適なのは以下のような人物です。

・事業責任者

・営業責任者

・経営者

・意思決定権のある管理職

営業代行会社とのやり取りを現場任せにするのではなく、判断できる立場の人が関与することが成果向上につながります。


第12章 準備⑪ フィードバック体制を作る

営業代行の価値はアポイントだけではない

営業代行を利用すると、

・何件アポイントが取れたか

ばかりに注目しがちです。

しかし実際には、それ以上に価値があるのが市場情報です。

営業現場には顧客の本音が集まります。


現場から得られる情報

例えば、

・価格が高いと言われる

・競合サービスを利用している

・予算がない

・時期が悪い

・担当部署が違う

など、営業現場でしか分からない情報があります。

これらは商品開発やマーケティングにも活用できます。


断り理由は改善のヒント

断られること自体は問題ではありません。

問題なのは、

「なぜ断られたのか」

を把握していないことです。

例えば、

・価格が高い

・タイミングが悪い

・競合利用中

・必要性を感じていない

では改善方法がまったく異なります。


定例ミーティングを実施する

営業代行を成功させている企業の多くは定例ミーティングを実施しています。

頻度の目安は以下の通りです。

開始1か月目

週1回


2か月目以降

月2回~月1回


共有内容の例

・アポ数

・商談数

・受付突破率

・断り理由

・競合情報

・改善案

こうした情報共有によって営業活動は継続的に改善されます。


情報共有が成果を生む

営業代行は依頼して終わりではありません。

市場から得た情報を共有し、改善へつなげることで成果が最大化されます。

営業代行会社を「実行部隊」としてだけでなく、「市場調査パートナー」として活用する視点を持つことが重要です。


第13章 準備⑫ アポ後の営業体制を整える

アポイント獲得はゴールではない

営業代行を利用すると、

「アポイントが取れた」

ことで満足してしまうケースがあります。

しかし本当の目的は受注です。

アポイント獲得はあくまでもスタート地点に過ぎません。


商談担当者の準備が重要

どれだけ良いアポイントでも、商談担当者の対応次第で成果は大きく変わります。

例えば、

・事前準備をしていない

・企業情報を調べていない

・提案内容が曖昧

では受注率は下がります。


スピード対応を徹底する

営業活動ではスピードが重要です。

例えば、

今日アポイント獲得

翌日に商談

と、

2週間後に商談

では温度感がまったく異なります。

興味が高いうちに接触することで受注率は向上します。


商談資料を整備する

営業代行が獲得した商談を成果につなげるためには、商談資料も重要です。

最低限準備したいものは、

・会社紹介

・サービス紹介

・導入事例

・料金表

・提案資料

です。


受注後の体制も確認する

意外と見落とされるのが受注後です。

営業が成功しても、

・納品できない

・サポートが追い付かない

では意味がありません。

営業代行導入前に受注後の体制まで確認しておきましょう。


第14章 準備⑬ 予算と投資回収ラインを決める

営業代行は投資で考える

営業代行を費用として見る企業は少なくありません。

しかし本来は投資として考えるべきです。

重要なのは、

「いくら使ったか」

ではなく、

「いくら回収できたか」

です。


CPAを把握する

CPAとは顧客獲得単価です。

例えば、

営業代行費用50万円

受注5件

であれば、

CPAは10万円です。


LTVから逆算する

LTVとは顧客生涯価値です。

例えば、

1社契約で年間利益100万円

の商材であれば、

CPA10万円は十分許容できる可能性があります。


投資回収シミュレーション

営業代行費用

月30万円

アポイント20件

商談10件

受注2件

利益100万円

この場合は十分な投資効果があります。


短期だけで判断しない

特にBtoB営業では受注まで数か月かかることもあります。

営業代行費用だけを見て、

「高い」

と判断するのではなく、長期的な利益で考えることが重要です。


第15章 準備⑭ 成果判断の期間を決める

1か月で成果判断するのは危険

営業代行を導入した企業が陥りやすい失敗があります。

それは、

「1か月で成果を判断する」

ことです。

営業活動には立ち上がり期間があります。


初月は市場調査期間と考える

初月は、

・ターゲット検証

・トーク検証

・リスト検証

・競合分析

の期間です。

そのため、成果よりもデータ収集を重視するべきです。


2か月目で改善する

初月のデータをもとに、

・ターゲット修正

・訴求変更

・トーク改善

・リスト改善

を実施します。

ここで成果が伸び始めるケースが多くあります。


3か月目で最適化する

営業活動は改善を繰り返すことで精度が高まります。

一般的には、

1か月目

仮説検証

2か月目

改善

3か月目

最適化

という流れになります。


評価基準を事前に決める

営業代行会社との認識を合わせるためにも、

・何を成果とするのか

・何か月で判断するのか

を事前に決めておきましょう。

例えば、

・3か月で判断する

・商談化率を見る

・受注率も含めて評価する

などです。


成果が出る企業は待つべきところを知っている

営業代行をうまく活用している企業は、短期的な数字だけで判断しません。

市場の反応を見ながら改善を続けることで成果を積み上げています。

営業活動は一発勝負ではなく、継続的な改善活動です。

その視点を持つことが営業代行成功の重要なポイントと言えるでしょう。

第16章 準備⑮ 営業代行会社の選定基準を決める

営業代行会社ならどこでも同じではない

ここまで14項目の準備について解説してきました。

最後に重要になるのが、依頼先となる営業代行会社の選定です。

営業代行会社と一口に言っても、

・テレアポ特化型
・インサイドセールス型
・商談代行型
・総合営業支援型
・成果報酬型
・固定報酬型

など、提供サービスは大きく異なります。

そのため、単純に価格や知名度だけで選ぶのは危険です。

自社の目的に合った会社を選ぶことが重要です。


選定基準① 自社業界の実績があるか

最初に確認したいのが実績です。

特に重要なのは、

「自社と近い業界での実績」

です。

例えば、

・人材業界
・IT業界
・製造業
・建設業
・介護業界

など、業界によって営業手法は大きく異なります。

営業経験が豊富な会社でも、業界特有の商習慣を理解していなければ成果が出にくい場合があります。


選定基準② 担当者品質は高いか

営業代行会社を比較する際、多くの企業は会社規模や料金を見ます。

しかし実際に成果を左右するのは現場担当者です。

例えば、

・ヒアリング力
・コミュニケーション力
・提案力
・改善力

などによって結果は大きく変わります。

可能であれば、

・担当者の経験
・運営体制
・教育体制

まで確認することをおすすめします。


選定基準③ 改善提案をしてくれるか

営業代行会社には大きく2種類あります。

一つは言われた通りに架電する会社。

もう一つは改善提案を行う会社です。

成果を求めるのであれば後者を選ぶべきでしょう。

例えば、

・ターゲットの見直し
・訴求内容の改善
・トークスクリプト修正
・リスト条件変更

などを提案してくれる会社は成果向上につながりやすくなります。


選定基準④ 報告体制は整っているか

営業活動はブラックボックス化しやすい業務です。

そのため、

・何件架電したのか
・どのような反応があったのか
・どんな断り理由が多いのか

を把握できる体制が重要です。

確認したいポイントは以下の通りです。

・定例ミーティングの有無
・レポート頻度
・録音共有の有無
・改善提案の頻度


選定基準⑤ 契約条件は適切か

契約形態も重要です。

主な契約形態としては、

・固定報酬型
・成果報酬型
・複合型

があります。

それぞれメリットとデメリットがあります。

固定報酬型

メリット

・安定運用しやすい

・長期改善しやすい

デメリット

・成果が出なくても費用が発生する


成果報酬型

メリット

・リスクを抑えやすい

・導入しやすい

デメリット

・対応範囲が限定される場合がある


複合型

メリット

・双方のバランスが取りやすい

デメリット

・費用体系が複雑になりやすい


「安い会社」を選ばない

営業代行選びで最も避けたいのが価格だけで判断することです。

月額10万円安かったとしても、

・アポイント品質が低い

・改善提案がない

・報告が少ない

のであれば結果的に高くつく可能性があります。

重要なのは費用ではなく投資対効果です。

「いくら払うか」ではなく、

「いくら利益を生むか」

という視点で比較しましょう。


まとめ|営業代行の成果は依頼前の準備で決まる

営業代行を成功させる企業と失敗する企業の差は、依頼後ではなく依頼前に生まれています。

本記事で紹介した15項目を整理しておくことで、営業代行会社はより早く成果を出しやすくなります。

改めて確認してみましょう。

営業代行へ依頼する前に準備したい15項目

・営業代行を利用する目的を明確にする

・理想顧客像(ICP)を整理する

・ターゲットリスト条件を決める

・自社の強みを言語化する

・営業資料を整備する

・FAQを作成する

・営業KPIを設定する

・競合情報を整理する

・営業トークの仮説を作る

・社内担当者を決める

・フィードバック体制を作る

・アポ後の営業体制を整える

・予算と投資回収ラインを決める

・成果判断期間を決める

・営業代行会社の選定基準を決める

これらを事前に整理しておけば、営業代行会社との連携がスムーズになり、成果創出までのスピードも大きく向上します。


営業代行を検討している企業へ

営業代行は単なる外注先ではありません。

新規開拓のパートナーであり、市場の反応を集める情報源でもあります。

だからこそ、

「とりあえず営業代行へ依頼してみよう」

ではなく、

「どのような成果を目指し、そのために何を準備するべきか」

を整理することが重要です。

特にBtoB営業では、

・誰に売るのか

・どのような課題を解決するのか

・なぜ自社が選ばれるのか

が明確になるほど成果が出やすくなります。

もし自社内で営業組織の構築が難しい場合や、新規開拓のリソースが不足している場合は、営業代行やテレアポ代行を活用するのも有効な選択肢です。

営業活動のすべてを外注するのではなく、

・ターゲット設計

・営業リスト作成

・トークスクリプト作成

・アポイント獲得

・改善提案

などをパートナー企業と連携しながら進めることで、より高い成果が期待できます。

十方株式会社では、成果報酬型のテレアポ代行サービスを提供しています。

単に架電件数を増やすのではなく、ターゲット選定やトーク改善、アポイント品質向上まで含めて支援しているため、

「営業担当者が不足している」

「新規開拓を強化したい」

「まずは低リスクで営業代行を試したい」

という企業様にもご活用いただいています。

営業代行を成功させる第一歩は、依頼先探しではなく準備から始まります。

ぜひ本記事を参考に、自社に最適な営業体制を構築してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 営業代行へ依頼する前に最低限準備すべきものは何ですか?

最低限準備したいのは以下の5つです。

・ターゲット企業像

・サービス資料

・自社の強み

・料金体系

・営業目標(KPI)

これらが整理されているだけでも営業代行会社は活動を開始しやすくなります。


Q. 営業代行会社へ丸投げしても成果は出ますか?

基本的には難しいでしょう。

営業代行会社は営業活動のプロですが、自社の商品やサービスについては依頼企業ほど詳しくありません。

ターゲット設定や商品知識の共有、改善ミーティングなどを行うことで成果は向上しやすくなります。


Q. 営業代行へ依頼する前に営業資料は必要ですか?

必要です。

特に以下の資料は準備しておくことをおすすめします。

・会社概要

・サービス紹介資料

・導入事例

・料金表

・よくある質問集

営業資料が充実しているほど商談化率や受注率は高まりやすくなります。


Q. ターゲット企業はどの程度細かく決めるべきですか?

可能な限り具体的に設定することをおすすめします。

例えば、

「建設業」

ではなく、

「従業員10〜50名の建設会社」

さらに、

「慢性的な人手不足を抱える建設会社」

まで絞り込めると営業効率が向上します。


Q. 営業代行会社へ提供するべき情報はありますか?

以下のような情報を共有すると成果につながりやすくなります。

・過去の受注事例

・競合情報

・顧客からよく聞かれる質問

・既存顧客の特徴

・成功事例

・失注理由

営業代行会社が市場理解を深めることで、より精度の高い営業活動が可能になります。


Q. KPIはどのように決めればよいですか?

業種や商材によって異なりますが、一般的には以下の順番で設定します。

架電数

アポイント数

商談数

受注数

売上

最終的には売上や利益につながる指標を重視することが重要です。


Q. 営業代行はどれくらいで成果が出ますか?

商材やターゲットによって異なりますが、一般的には3か月程度を一つの判断基準とするケースが多くあります。

初月は市場調査と仮説検証、2か月目で改善、3か月目で最適化という流れになることが一般的です。


Q. 成果報酬型と固定報酬型はどちらがおすすめですか?

営業代行を初めて利用する企業やリスクを抑えたい企業は成果報酬型が向いています。

一方で、中長期的に営業組織を構築したい企業は固定報酬型が適している場合もあります。

自社の目的に応じて選択することが重要です。


Q. 営業代行会社はどのような基準で選べばよいですか?

以下のポイントを確認しましょう。

・同業界での実績

・担当者品質

・改善提案力

・報告体制

・契約条件

・アポイント品質

・顧客継続率

価格だけで比較するのではなく、投資対効果で判断することが重要です。


Q. テレアポ代行と営業代行の違いは何ですか?

テレアポ代行はアポイント獲得に特化したサービスです。

一方、営業代行はターゲット選定、リスト作成、アポイント獲得、商談、クロージングまで対応するケースがあります。

どちらが適しているかは、自社の営業体制によって異なります。


この記事で伝えたいこと

営業代行の成果は依頼した後ではなく、依頼する前に決まります。

ターゲット設定、営業資料、KPI設計、競合分析などを整理した上で営業代行会社と連携することで、成果創出までのスピードは大きく変わります。

営業代行を検討している企業は、まず自社の営業準備状況を見直すところから始めてみてください。

※営業代行に関する詳細はこちらでご案内しております。
※成果報酬型テレアポ代行に関する詳細はこちらでご案内しております。
※成果報酬型営業代行に関する詳細はこちらでご案内しております。

 

/home/jippou/jippou.co.jp/public_html/wp/wp-content/themes/Jippou/single-blogc.php on line 153
"> << 一覧に戻る

資料請求

お問い合わせ

pagetop

Copyright (C) jippou Inc. All Rights Reserved.

Copyright (C) jippou Inc. All Rights Reserved.